源作印秩父ワイン

週末は秩父を回ってきました。きのこは全体に調子がわるく、ドクツルタケがぼろぼろになっていくつかあって、あとニガイグチを一本見たほかは、大きな地上生のものはありませんでした。 目についたのはハリガネオチバタケ、ノウタケ。 倒木や切り株系では、…

きのこを見に行きたい!

のに、終末まで忙しくて行けない毎日。しかも明日はセンキョだし。 そんなわけで、先週に撮影した写真から、サマツモドキ[Tricholomopsis rutilans]。 『日本の毒きのこ』(学研)によると、「食用とされてきたが、中毒例もあり、注意が必要」。「下痢など…

而今

三重のお酒。富山五百万石を使った特別純米酒。少し酸があって、味はぎりぎり。 お料理によってお酒もお料理も引き立つお味ですが、単品で飲んで「あーおいしい」というのとはちょっと違うタイプ。お料理を考えながらあわせるのが楽しいので、ときどき買うの…

東力士

昨日は雨が降りましたが、今日はまた晴れてしまいました。がっくり。雨、降りますよう。 さて、本日の写真はムジナタケ[Psathyrella velutina]。なんと食べられるきのこですが、「食用価値は低い」もの(見るからに!)。 「ムジナタケ」「ムササビタケ」…

夏のぐい飲み

きのこ雑記さんが6月21日(木)に書かれていましたが、「きのこが無い!」。 このまま空梅雨が続けば、きのこが生えないだけでなく、本当に水不足です。雨、降って欲しいものです。 今日は、一昨年のきのこ写真から、イヌセンボンタケのピンボケを。 ピン…

きりんざん ぽたりぽたり

新潟のお酒。お寿司を食べるときにあわせる以外は、敬遠しています。 「淡麗辛口」よりもお米の味がしっかり出ていたり、酸がすーっと切れたり、というのが好きだったから。 ところが先日、よく行く酒屋さん(4号で1500円前後のお酒でなかなかおもしろ…

暑苦しい日

今日はかなり暑くて、電車はさっそくレーボウを入れていました。 私は、レーボウ、イヤ。 大体、夏はほとんど熱帯のトーキョーで、サラリーマンはみんなスーツにネクタイさせられて、それにあわせて建物や列車の中をどんどん冷やして、快適でもないし、エネ…

GW直前、茸も盛んに

もうすぐゴールデンウィークというやつです。皆さんはどこかにお出かけですか? 私は東京周辺をうろうろしていますが、春のきのこを写真に収めてこようと思います。 はてな上ではdoubletさんがアヤシイ冬虫夏草っぽいものを写真に挙げています。なかなか妖し…

黒牛

もう20日程前の写真ですが、今年は今のところ私の周辺では不作だったトガリアミガサタケ[Morchella conica]。 写真は大きく表示できます(がInternet Explorerではできません:嘘かも)。 それで本日はお酒のお話し。 久しぶりに、和歌山の黒牛。純米し…

マツタケ

マツタケ[Tricholoma matsutake]。いろいろなものの本で、いろいろなことが語られている、日本のきのこの代表。 昨年撮った写真です。 場所は、某所。東京からはちょっと遠いところ。 私的には、マツタケよりもホンシメジの方が憧れが強く、味も好き。マツ…

キクラゲ

つい先日もキクラゲを紹介したばかりですが、このたびもキクラゲ。 雨が止んで、微妙に乾きつつあるところのキクラゲを、陽に透かしてみました。 なかなか気に入っています。手前のキクラゲには、乾きつつある感じもそれなりに出ているのではないか、と。 さ…

亀の尾

昨年秋、小鹿野の「緑の村」に泊まったときのこと。 尾瀬あきらと言う人の『夏子の酒』という漫画があって、ちょっと読みました。 それを機に、再び亀の尾のお酒を飲んでみようかと思い立って、いくつか飲んできたのですが(結構あるんですよね)、最近手に…

オオゴムタケ

10月20日撮影のオオゴムタケ[Galiella celebica](たぶん)。ちょっとくたびれていますが。 山と渓谷社『日本のきのこ』によると、食べられるのだそうですが、食べたことはありません。 外側をとって、中のゼラチンっぽいところを、黒蜜でいただく、と…

獺祭

山口県の酒屋さん。オッターフェスト[かわうその祭り=獺祭]という地ビールで知っていた人もいるかと思います。 なかなかおいしい地ビールでした(もう作ってないんですって)。 さて、今日、お散歩していて、たまたま入った酒屋さんに、獺祭[だっさい]…

発泡するもの

雨が降りましたが、きのこはなかなか、まだありません。あんまり見てもいないのですが。 写真がよくないですが、本日はコテングタケモドキ[Amanita pseudoporphyria]。 テングタケの仲間は、ベニタケの仲間、イグチの仲間と同じく、夏によく生えます。 こ…

キヒダタケ

このところ、いろいろ写真がたまっているので、少し更新の頻度をあげてみました。 本日のきのこは、キヒダタケ[Phylloporus bellus]。 雨続きのため、だいぶ壊れています。でも、傘は乾燥してひび割れていたりして↓。 このきのこ、名前の通り、黄色いヒダ…

ハナオチバタケ

きのこには色々なものがあります。ぷよぷよしたもの、とてもごつごつして堅いもの。繊維質のもの。 ハナオチバタケ[Marasmius pulcherripes]は、柄が細くて、ちょっと針金のような感じ。 鮮やかな原色に近いピンクや淡いピンク色から、ぼおっとしたうす茶…

オオホウライタケ

写真を撮りはじめると、小さなきのこを観察するのが、前よりももっと楽しくなりました。 オオホウライタケ[Marasmius maximus]は、ハリガネオチバタケとかハナオチバタケなど、小さなきのこが多い仲間に属しています。 その中では、大きなきのこ。 でも、…

小さきものたち (4)

本日もまた、小さなきのこ。5月半ば、都内の公園で撮影したアミスギタケ[Polyporus arcularius]です。 傘の径が2センチくらい、でした。 あまりうまく撮れている写真ではありませんが、傘の裏がヒダではなく「アミアミ」なのが確認はできるかと思います…

群馬のお酒

GWは、飯能から秩父をぶらぶらしてすごしました。 秩父は「しばざくら」のために、だーい混雑で、げんなりでした。 でも、飯能のそばの梅の樹下に、ハルシメジを見つけて、にんまり。といっても、小さなうじがたくさん入っていて、写真を撮るだけにしまし…

亀の尾

近くの、といっても歩いて12分ほどのところにある酒屋さんは、4号瓶1500円くらいで、よいお酒をそろえています。 本日のお酒は、秋田の蔵元「福の友」さんの「亀の尾で作った純米吟醸」。 亀の尾といえば、『夏子の酒』で有名になった新潟の、清泉の…

古酒さまざま

「石さまざま」はシュティフターでしたでしょうか。『水晶』『御影石』など、小品を集めたもの。 日本酒の古酒といえば、金沢は福光屋の『百登勢』10年ものと20年ものがよく知られています。おなじ福光屋の『黒帯』も3年熟成ものがあったはず。 ふと通…

無垢之酒

「日本名門酒会」という、たぶん造り酒屋さんの協会があって、そこと契約している酒屋さん(売る方)をときどき目にします。名門酒会の酒は私の印象では玉石混交で、銘柄によってだいぶ違うのですが。 この名門酒会に参加する7酒造が、この時期「無垢之酒」…

酒屋の古酒

自宅からほど近い酒屋さんで、7年ものの古酒を見つけました。金沢の福光屋が造っている「百々登勢」(モモトセ)などとは違い、その酒屋さんで、新酒をとっておいて、古酒になったもの。 銘柄は広島県呉市の三宅本店の「千福純米大吟醸しぼりたて(!)」で…

君の名は(2)

命名:磨かれ男茸 読み:ミガカレオトコタケ 学名:Musculina Polida 2004年11月7日、松の木の下に生えていました。直径は10センチほど。磨かれた男のイメージそのままなので、「磨かれ男茸」と命名。ノウタケのようですがノウタケではありませんで…

君の名は?

酒は、あまり量を飲める方ではありませんが、料理に合わせて酒を選ぶのは、とても好きです。 特に、ワインと日本酒。凡庸ですが。 日本酒は4合瓶1500円程度のものの中に、ここ10年ほど、随分美味しいものが増えてきたように思います。一升瓶だと23…