2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

イッポンシメジの仲間

いっぽんしめじの仲間[RhodophyllusあるいはEntoloma]のきのこには、毒のものが多いです。 クサウラベニタケ、イッポンシメジなど。成長すると、ヒダがピンクになって、ちょっと傘もヌメっとして、何となく「食べたい」という感じではなくなるのですが、小…

私、潜るわ。

珍しいキノコ舞踊団を主催する伊藤千枝さんの新作ソロ公演「私、潜るわ。」が三軒茶屋の「シアタートラム」で上演されます。 詳しいことは、珍しいキノコ舞踏団へ。 これは「文芸」ではありませんが、ご容赦を。 さて、今日のきのこは、チャダイゴケの仲間。…

シロキクラゲをデザートに

梅雨の真っ盛り、たくさんのきのこが顔を出しています。 写真は、週末に少し歩いた埼玉の林で見つけたシロキクラゲ[Tremella fuciformis]。 乾燥品が出回っていますが、乾燥品は、少しだけ黄色がかっていることが多いです。天然のシロキクラゲは、透き通っ…

リスボン包囲の記録

ジョゼ・サラマーゴによる『リスボン包囲の記録』という小説があります。 主人公(?)の校正者が、たとえばニーチェの「God is dead」を「God is not dead」に修正したりと、興味深い内容。 さて、本日のきのこは、オニグルミの木に生えたサルノコシカケの…

都会のきのこ観察

yakamochiさんという方から、バトンを向けられました。何と名誉なことでしょう。 恥ずかしながら、このバトンがなんなのかわかっていない私。 でも、せっかくだから、今回はそのことを意識して、都会のきのこ観察、いつも以上に力を入れて書いてみます。 今…

小さきものたち (4)

本日もまた、小さなきのこ。5月半ば、都内の公園で撮影したアミスギタケ[Polyporus arcularius]です。 傘の径が2センチくらい、でした。 あまりうまく撮れている写真ではありませんが、傘の裏がヒダではなく「アミアミ」なのが確認はできるかと思います…