2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

クサウラベニタケ

毒きのこの続きです。さきごろ紹介したイッポンシメジに近いクサウラベニタケ[Rhodophyllus rhodopolius]。秩父では「ニタリ」と言います。 関東周辺の里山では、梅雨時から秋遅くまで長期にわたりみることができるきのこで、毒。 写真は6月末、奥多摩に…

キノコをマラリア対策に!

マラリア。クロロキンとかネフロキンとか、はっきりは覚えていないけれど、予防は地域の蚊が運ぶマラリア原虫の耐性に応じて選ばなくてはならなくて、しかも体への負担が高い。 結局は、「蚊に刺されないこと」が一番の予防、と言われているらしいのですが・…

イッポンシメジ

日本のきのこには、「標準和名」というのがあります。 明治期の学校で、沖縄や東北で「標準語」を押しつけるために、地元の言葉で話したら懲罰の札を持たされて立たされた、というおぞましい話もあって、「標準」という言葉にいかがわしさを感じてきました。…

ナラタケ

ナラタケ[Armillariella mellea]。切り株などに大量に生える、味の濃いきのこです。ただし、生で食べると毒。料理しても、消化に悪いので食べ過ぎないようご注意下さい。 人気があるせいか、いろいろな名前がついています。北海道の広い範囲では、「ボリボ…

悲しいこと二つ

きのことは全く無関係ですが、悲しいこと二つをご紹介します。 一つは偶然道を歩いていて見つけた、里親を捜している犬のお話。放射能とイラクのきのことの関係について書いて以来、少し関心を強く持ち始めたイラクの状況について。 里親を捜している犬は小…

ハタケシメジ

以前紹介したホンシメジは、ホンシメジをモチーフにした和菓子でした。 今日のきのこ、ハタケシメジ[Lyophyllum decastes]は、和菓子ではなく山で(というか山道の脇で)見つけたきのこ。 以前、クサウラベニタケとともに、ちょっとだけ紹介したことがあり…