キノコをマラリア対策に!
マラリア。クロロキンとかネフロキンとか、はっきりは覚えていないけれど、予防は地域の蚊が運ぶマラリア原虫の耐性に応じて選ばなくてはならなくて、しかも体への負担が高い。
結局は、「蚊に刺されないこと」が一番の予防、と言われているらしいのですが・・・
きのこをつかったマラリア対策が、オランダとタンザニアと英国の研究チームから発表されたというニュースがBBCに。
カメルーンのヤオウンデで開催された第4回汎アフリカ・マラリア会議で発表されたもので、
きのこ(fungi)がある種の虫----その中にはマラリアを媒介する蚊も含まれる----にとりつくと、そこで育って即座に虫を殺す。
とあります。
最近の研究では、東アフリカ原産の特定の種類のきのこ(fungus)が、蚊にとりついてそのライフスパンを3分の2に縮めるとのこと。
蚊から生えるきのこの写真は撮れなかったのか、BBCサイトの写真は↓
英語でfungi(英ヨークシャー地方では「フンガイ」と発音する)といえば、きのこだけでなくかびなども含むのですが、でも、セミタケやオサムシタケのような「冬虫夏草」で蚊につくものなのかも、どんなかたちなんでしょう、と想像しています。