2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

スス飯

スス飯といえば、コウタケご飯。 今年はコウタケの当たり年でした。といっても、図鑑にある標準的なコウタケでもシシタケでもなく、少し小振りの、見かけはケロウジに似た感じのもの。 でも、写真は、ヒラタケ[Pleurotus ostreatus]。雑木林にヌッっと生え…

お豆腐とオイスターソース

ノウタケ[Calvatia craniiformis]。脳のかたちの禿頭という学名だそうです。 そういえば、ラテン系の言葉では、禿はcalvoとか言いますね。 梅雨時から秋まで長い期間にわたって見られます。 10月に撮影した、若いノウタケ。 そして11月半ばに発見した…

冬来たるらし

東京も、「秋過ぎて 冬来たるらし」と言いたくなるような、週末からの寒さです。 北海道では、 さいはての 駅に下り立ち 雪あかり さびしき町に あゆみ入りにき といった歌を思い起こす方も多い季節ではないでしょうか(といっても住んでいる人にとって「さ…

むささびと鶴と

鶴齢というお酒があります。米は五百万石。新潟の青木酒造のお酒。 鶴の年齢。亀は千年、鶴は万年と言いますから、万年でしょうか。 阿佐ヶ谷のおそば屋さんにはおそばは「はじめつるつるあとかめかめ」という張り紙があったのを思い出します。 あっという間…

11月のルリハツタケ

しばらく前に、今年はルリハツタケ[Lactarius indigo]が大発生する年だったと書きましたが、11月に入ってもまだその姿を見ることができました。 ヒダの側は、 いずれも学名のindigoにふさわしい感じです。Lactariusは「乳の」でしょうか。別に群青色の乳…

クサウラベニタケとハタケシメジ

クサウラベニタケ[Rhodophyllus rhodopolius]。梅雨時から晩秋まで、関東周辺の里山にはうなるほど生えます。 よく知られ、中毒例も多い毒きのこ。 図鑑などでは、ヒダが最初白からピンク、肉色に変わるとあります。 ハタケシメジ[Lyophyllum decastes]…

気候不順

秩父ではつるし柿がつるされるようになっています。 でも、夜冷えないと、腐ってしまうのだとか。。。つるし柿を料理と呼ぶかどうかは微妙ですが、気候に大きく影響されるもののようです。 紅葉が昼夜の温度差が大きいほど赤くなる、というような感じでしょ…