2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマドリタケモドキ

以前、ヤマドリタケに言及したことがありました。 フランスやカタロニア、カスティリヤでセップ、英国でセップあるいはペニーバン、ドイツでシュタインピルツ、イタリアでポルチーニと言われる超人気のきのこ。 ヤマドリタケモドキ[Boletus reticulatus]は…

キアミアシイグチ

今日のきのこは、キアミアシイグチ[Boletus ornatipes]。あまりまとまって生えているところを見たことはありませんが、ぽつぽつと見かけます。 さて、ニセダヌキ汁とニセタヌキ汁の違いは? 答え:ニセダヌキ汁は、「ニセダヌキ」の汁物ですが、ニセタヌキ…

コビチャニガイグチ?

イグチの仲間は、色々みても、形態的特徴だけではどうもわからないものが多いです。本当は顕微鏡を使っておよび/あるいは薬品をつかってテストなどしないといけないのでしょう。 で、今日のきのこは、一応コビチャニガイグチ[Tylopilus otsuensis]として…

コガネヤマドリ

今日のきのこはコガネヤマドリ[Boletus auripes]。 「青森のきのこ」(だったと思う)によると、最近、食べられることがわかったもの。よく図鑑にあるように、「派手な色のきのこは毒」という「迷信」が流布していたために、これまで食べられてこなかった…

苦くて苦くて

とっても立派なきのこ。その名をニガイグチモドキ[Tylopilus neofelleus]と言います。写真の個体は、柄の太さが5センチくらい、高さは20センチくらいでした(比率が合わない? 誤差だと思って下さい)。 立派なかたちで、肉厚で、いかにも美味しそう。 …

アワタケ、ふたたび

というわけで、ふたたびアワタケを取り上げます。はじめに強調しておかなくてはいけませんが、アワタケというきのこは、毒ではありません。 まずは、お写真をどうぞ↓ では、なぜ「毒」のトピックかというと、単純。このきのこは、傷つけると、やや青くなりま…

次はイグチ

さて、夏のきのこテングタケ編は、ここらへんで一休み。で、どこまで続くかわかりませんが、夏のきのこイグチ編に入ります。 テングタケの仲間と同様、大型のきのこが多いイグチの仲間。特徴は、一般に、傘の裏がヒダではなくスポンジ状になっていること。 …

ウスキテングタケ

さて、そろそろ夏のきのこ「テングタケの仲間編」は本当に一段落です。 今日紹介するのは、ウスキテングタケ[Amanita gemmata]。 ちょっと写真がショボくて見にくいけれど。2005年7月20日、川越産です。 学研の「日本の毒きのこ」を見ると、毒成分…

キノコカフェ

料理、ではないかもしれませんが・・・・・・ 東京で、京都を中心としているらしいすこしハズした感じのきのこマニアがキノコカフェっているようです。 たのしそうなので、ぜひ皆さんも、夏休みのイベントとして子どもづれで行ってみてはいかが? なお、名著…

ツルタケ

ドクツルタケを紹介したので、「ドク」をとったきのこ、ツルタケ[Amanita Vaginata]。以前にも一度、紹介したことがありますが、ちょっと傘の開いたものを。 カテゴリーを「毒」にしましたが、ツルタケには毒はありません。で、ドクツルタケは、すごい毒。…

ドクツルタケ

ドクツルタケ[Amanita virosa]は最強の毒きのこ。ところが、関東周辺の山々には、どこにでもあります。 白くて、ツバとツボがあって、柄にちょっとささくれたようなパターンがあります(ささくれたようなパターンがなくて少し小型のものはシロタマゴテング…