きりんざん ぽたりぽたり
新潟のお酒。お寿司を食べるときにあわせる以外は、敬遠しています。
「淡麗辛口」よりもお米の味がしっかり出ていたり、酸がすーっと切れたり、というのが好きだったから。
ところが先日、よく行く酒屋さん(4号で1500円前後のお酒でなかなかおもしろい品揃えをしています)で、「きりんざん ぽたりぽたり」を買いました。先入観に縛られてばかりいるとつまらないので。
今日のきのこは、不明です。被写界深度も十分でなく、写真としてもボロボロなのですが。2005年5月の撮影。
雨の激しく降った翌日の撮影でした。
さて、この「きりんざん ぽたりぽたり」。
アタリ、でした。
最初の一杯がとりわけ美味で、甘みと微妙なふくらみがありながら雑味のないなめらかな仕上がり。やはり食わず嫌いせずに試してみるものですね。
不思議なことに、二杯目になると、水のよう。
ワインと同じように、日本酒も、杯のかたちによって、最初に舌にふれるところがちがい、香りの入り方もちがうので、一杯目と二杯目で杯を使い分ける、というのも試してみてよいのかも知れません。
中越地震で一番影響を受けた地帯には、酒蔵がたくさんあったようです。
きりんざん、これからもときどき買って丁寧に味わいたいお酒でした。