ふたたびハルシメジ系
今日は涼しいですね。そろそろ梅雨に入らないと水不足になるのではないかしら。
こないだ買った「Big Issue」に、農畜産物を育てるために水がたくさん必要で、日本は輸入が多いから水が十分あるように思われてるけど、その輸入分を考えると水輸入国家なんだというお話がのってました。東大の生産技術研究所というところの沖さんのお話。
うーむ。というわけで、梅雨も大切ですね。きのこも、梅雨時にワッ!と生えます。
本日のきのこは、ハルシメジ系。またもハルシメジの仲間で紹介したのと同じ場所ですが、撮影は6月4日です。
何だか、立派。とっても素敵なのですが、実はかなりちいちゃくて、大きなものでも傘の直径は3センチくらいでした。
その傘は、ヌメヌメ系じゃなくて、キヌハダ系。
決してそのまま信じないで下さい。でも、イッポンシメジの仲間で食べられるものはウラベニホテイシメジもハルシメジも、傘の感触はヌメヌメ系じゃなくてキヌハダ系で、何となく灰色っぽい傘でキヌハダ系のきのこには「おいしそう」という感じを持ちます。
さて、お料理。ハルシメジじゃなくて、エリンギ。準備するものは、ズッキーニ、にんじん、ブロッコリー、いんげん。それにエリンギ。
野菜類は適当に切ります。エリンギは「しこしこ」縦割り。
エリンギは厚くて熱い鉄板でぢゅ!っと焼いて、塩をふります。
もう一つのところで強火で野菜をやはりオリーブオイルで炒めます。こちらの味付けは、オイスターソース。
盛り合わせるときに、エリンギをステーキの位置に。お野菜は「付け合わせ」の位置に。
野菜ときのこの組み合わせ方が出す味が、楽しめます。
ズッキーニ(ウリ科)、にんじん(セリ科)、ブロッコリー(アブラナ科)、いんげん(マメ科)という異なる組み合わせが、素材の味を全体で引き立てる大きなポイント。