キヒダタケ



このところ、いろいろ写真がたまっているので、少し更新の頻度をあげてみました。


本日のきのこは、キヒダタケ[Phylloporus bellus]。





雨続きのため、だいぶ壊れています。でも、傘は乾燥してひび割れていたりして↓。





このきのこ、名前の通り、黄色いヒダを持っています。


でも、不思議なことに、イグチ科なんです。


ちなみに「イグチ」は「猪口」で、傘の裏が、猪の鼻のようにスポンジみたいなところからついた名前。


それなのに、このきのこは、ヒダ、なんですねぇ(と書いていて、いきなり淀川長治さんの口調を思い出しました)。


さて、お酒。


夏、暑くなると、日本酒を飲む量が減ると言いましたが、それにかわって増えているお酒の一つが、「サングリア」。


バルセロナのランブラス通りの観光客向けレストランには、かならず「パエージャ」「サングリア」との大きな文字が並んでいます。


ある時、たまたまバルセロナで、知人(引退した口の悪いおじいさんのイギリス人)が、海辺の立派なレストランに連れていってくれました。


わたくしの連れが、「サングリアはあるのでしょうか?」と口に出したところ・・・


彼は:「This is a proper restaurant, they don't have Sangria!」と、楽しそうに答えました。


たしかに、サングリアはカタロニアのものではないけど。


サングリアは、赤ワインにお砂糖、炭酸入りのフルーツジュース、リキュール、果物各種などを適当に味見をしながら、調整して作ります(と、スペイン・バルのお兄さんが教えてくれました)。


氷を入れて、だんだん味が薄くなるのがいやなときは、一部をキューブ状に冷凍しておいて、それを氷のかわりにすればよいのですが、私は少しずつ味があっさりしていくのも、好きです。


白ワインでもサングリア作れますが、赤のほうがやっぱりいいです。


シャトーヌフ・ド・パップのように、それだけで楽しむいいものは使わなくてもOK。シャトーヌフは、白ですけど。