ヒトクチタケ



ヒトクチタケ[Cryptoporus volvatus]は、最近、赤松林で頻繁に見かけます。


きのこの中には、弱った木に取り憑いて木を枯らすものや、枯れた木に取り憑くものがあります。また、同じ枯れ木や枯れた株でも、経年観察していると、生えるきのこが違ってきます。


ヒトクチタケは、枯れたばかりの赤松に取り憑くタイプ↓。





写真からも、まだ赤松の肌が、生きていた頃に近いことがわかると思います。


さて、最近、赤松林で頻繁にヒトクチタケを見る、というのは、赤松が頻繁に枯れているということでもあります。


赤松の林、好きなんですが。。。全体に空気が悪くなって、環境も悪くなってきたせいか、里山では、とりわけ赤松の枯れ木が目立ちます。