Saint-Emillion Grand Cru
フランス2005年はぶどうの出来がよい年だったそうで、Chateau Quercy 2005、Saint-Emillion Grand Cruをフランスの友人からもらいました。
そういえば、日本では赤ワインもいつもキンキンに冷えて出てくるのはどうしてでしょう。そこそこのレストランでもそうですね。
本日は、イタリアはボローニャの市場でみかけたイグチの仲間を3種類。といっても友人が撮ってきてくれたものです。
まずは、よく知られたポルチーニ。ヤマドリタケですね。
ついで、ポルチネッリ。こちらは、ヤマイグチとキンチャヤマイグチっぽい感じです。
そして最後に、ヴェッリ。これはBoletus fechtneriかな? たぶん日本の「アカジコウ」に近いのだと思います。
他にも市場には色々なきのこが出ていたようで、この次は、イグチの仲間以外を紹介します。
オリンピック
東京オリンピックはダメでした。といっても実は私はオリンピック招致には反対だったので、嘆いているわけではないですが。
色々無駄遣いになるし。商店街でも応援の旗をたてているところがありましたが、どう考えてもオリンピックで儲かるのはちゃんとした地元商店街ではない感じだし。それにオリンピックを呼んで元気を出そうといった考えも、子供っぽくてやだし(もちろん真っ当に子供っぽいのはいいのですが、大人であるべきときに子供っぽいのはヤ)。
何よりも、オリンピックにはあんまし興味ないし。
東京は、雨が降っています。これで、いろいろなキノコが出る、かな?
本日のキノコはツチスギタケ[Pholiota terrestris]。某大学のキャンパスで。左側にナメクジ君がいます。写真を拡大して見ると、よく見えます。
食べられるとも言われていますが、ちょっと毒とも言われています(ナラタケみたいですね)。
ナメクジが食べていますが、ナメクジはあたらないのでしょうか? 猛毒のテングタケの仲間も、よくナメクジに食べられていますので、人間にとっての毒とナメクジにとっての毒は全然違うんですね。まあ、猫や犬にとって毒じゃなくても人間に毒だったり、人間は大丈夫でも犬にはダメだったり(ニンニク・タマネギ・チョコレートなど)ということはありますから、人間とナメクジほど離れていれば当たり前なのでしょうが。
ツチスギタケは、昔々(もう30年以上も前)、とある人がツチスギタケを丼一杯食べて、具合悪くなって、それ以後「ありゃー、毒だね、毒、参ったね」と繰り返し言っていましたが、でも多分、ほとんどのキノコはどんぶり一杯それだけを食べると、火を通してあっても、具合悪くなるような感じがします。
ただそれだけじゃなくて、微毒なのでしょうが。
どんなキノコでも、食べ過ぎに注意しましょう。
橘屋
純米吟醸橘屋は宮城県のお酒。4号瓶で1800円台なので、最近買っているお酒の中では少し高め。割とおいしいけれど、1800円台という値段を考えると、繰り返し買おうという感じにはならないかもしれません。
本日のきのこはオオイチョウタケ[Leucopaxillus giganteus]。図鑑には、「夏から秋、竹林や杉林、草地などに群生」とあります。杉林はきのこがあまり多くないのですが、オオイチョウタケは時折見かけます。得に、林の縁でふかふかに杉の葉が溜まったようなところ。この写真は杉林の横の松林。
実はこのきのこ、美味なんです。
茹でると今ひとつですが、さっとソテーにして食べると歯ごたえもいいし、味もなかなかいけます。
今回は、写真に撮っただけで、食べませんでした。