エリンギとブナシメジ



最近流行のエリンギ[Pleurotus eryngii]ですが、しばしば大味でキャラメルくさく、これまでは避けて来ました。同様に、ブナシメジ[Hypsizigus marmoreus (Peck)]よりはヒラタケ[Pleurotus ostreatus (Jacq.: Fr.) Kummer]の方がきのこっぽい味でということでやはりあまり使わずにいました。


ブナシメジとエリンギ↓





ところが・・・・・・ちょっと思い立って、エリンギとブナシメジのあんかけ風料理を作ったところ、これが思いもかけず美味。そこでご紹介します。

  • ブナシメジは株の根元をとって、ばらばらに。エリンギは適当な大きさに切る(あまり大きすぎない方がよい)。
  • まず、ほうれん草一把と小松菜半把とをさっと茹でる。暖かいまま。汁も流れ出ないように適当な大きさに切る。皿に盛りつけておく。
  • オリーブオイルでニンニクを軽く炒め、ブナシメジとエリンギを入れる。さっと炒めたら、酒・みりんを入れる。
  • アルコール分がちったら、醤油をさっとまわしかける。
  • 火を止める直前に水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
  • ほうれん草・小松菜を盛りつけた皿に盛って、いただきます。



今ひとつ盛りつけがヘダで四角っぽくなってしまったのですが、出来上がりはこんな感じ↓





食べるときに適当に塩・醤油で味を調える。これがなかなかの美味で、しかもチョー簡単にできるので、ちょっと日常レシピに組み込もうかと考えているところ。


使った醤油は東都生協丸大豆醤油、酒は『無垢の酒・豊の秋』、みりんは『福来純味醂』でした。塩は、ゲランドのセル・ド・メール。


さて、そろそろアミガサタケ・シーズン。ただ、ブナシメジの話題を出したところなので、次回は、最近、栽培品も見かけるようになったハタケシメジについて書いておきたいと思います。