中国野菜とフクロタケのスープ風
フクロタケ[Volvariella volvacea (Bull.: Fr.) Sing. var. volvacea]は中華料理でよく使われるキノコ。普通に売っているものは、ウズラの卵大のつぼみを缶詰にしたもの。中華料理でお馴染みの方も多いと思います。なかなかキュートで歯触りもよく、美味です。実際に採ったことは数年前の一度しかありません。ゴールデン・ウィークの頃でした。
「中国野菜とフクロタケ、そして湯葉のスープ風貝柱風味」は、寒くなっていく中、体の芯から暖まる一品です。今日作る予定の料理。以下のレシピは、大体2〜4人前。主菜としては2人〜3人、副菜としては4人くらいまでカバーできます。
用意するもの:
レタス適当な量
ター菜(冬になると広がるヤツ)一束
青梗菜二株
[ブロッコリー小一株]
湯葉[中国の棒湯葉を戻すあるいは硬めの生湯葉]
ホタテ貝柱干したのあるいは缶詰
オイスターソース
塩
ニンニク一片
鶏ガラスープの素あるいは適当な出汁
フクロタケの缶詰
作り方:
適当に野菜を下づくり
フクロタケは必ず縦に二つに切る
ニンニクは適当に小さく
湯葉は少し大きめに切って
ホタテ貝柱はほぐして水で戻す[缶詰はほぐして汁も使う]
1.きれいな中華鍋でニンニクを少量の油で弱火で炒める。焦げないように、香りを出す。
2.ホタテ貝柱の戻し水を加え、塩少々を加えてスープベースを適当に入れる。本当は、ここからは鍋焼きうどんに使うような鍋でやるのがよいらしい。沸き立ちすぎないない程度にスープを沸かす。
3.レタスを入れる。野菜類を入れる。見栄えをきれいにね。
4.フクロタケを入れる。見栄えよくするためには回りを緑の野菜で取り囲み、フクロタケはその内側に生息するよう。オイスターソースをこの辺で適当に。
5.フクロタケのさらに内側に湯葉を入れてさっと火を通す。
6.塩とごま油で味を調えて、お終い。
少しとろみをつけたいときには、お好みで水溶き片栗粉を仕上げ前に加えてもよい。野菜もたくさん採れて大変美味しい[作り方によるけど]。
フクロタケの活用法としては、私はこの料理が一番好きです。