遅かりし楢茸之介



ナラタケ。北海道では「ボリボリ」と呼ばれます。


林業の害菌。最近、ナラタケ、オニナラタケ、コバリナラタケ、ホテイナラタケ、ヤワナラタケ、ヒトリナラタケ等々、区別され、現在では世界で30種類以上に区分されているようです。


昔、35年から40年前。札幌の郊外を住宅地に変えようとしていた頃、膨大に採れました。車のトランクが何台分も一杯になるくらい。


お味噌汁や佃煮で食べつづけ、その後、実は成人するくらいまで、ナラタケだけでなく、野生のきのこの多くは「食べるのはヤ!」という気持ちが続きました。


例外はエノキタケ、だけ。


さて、久しぶりのナラタケ大群生は、その98%が腐っていました。





こんな切り株が20程。近づくと、きのこの腐った匂いがぷーん、と。


下の写真は、3本だけあった子供ならたけの一つ。いがくり頭がかわいいです。