ほーれほれ



意味のないタイトルですが、倉橋由美子さんの最初のころの短篇中心の短編集『パルタイ』、金井美恵子さんの『噂の娘』、大西巨人の短篇『五里霧』などなどをつらつらと読みました。


五里霧』の一つに一葉の『琴の音』からの、「秋雨しとしとと降りて物あはれなる夜」という引用があって、ずーっと昔、覚えていて忘れてしまっていた何かがどきっと戻ってきたような。


そして忘れてしまっていたところでは、「しとしとと」の二つ目の「しと」は繰り返し記号だったような。


本日は、テングタケ科のきのこ二種。一つ目は、イボが尖っていて全体に小さいので、勝手に、テングタケダマシ[Amanita sychnopyramis]。





もう一つは、たぶんフクロツルタケ[Amanita volvata]で、この子は猛毒。





夏のきのこ、全開です。


ここで一首。


春過ぎて 夏きのこらし 白妙は ふくろつるたけ 茶はてんぐたけ