今年のパターン



このところ何年かに一度、同じような感じのきのこ発生パターンがあります。


厳密じゃないけど、特徴は

  • ドクツルタケをはじめとする、テングタケの中でもちゃんとツボを持つきのこが10月になってもかなり見られること
  • ベニタケの仲間が10月になってもかなり見られること
  • 10月半ばになってもハタケシメジが出ないこと
  • ナラタケがぼこぼこ目につくこと
  • ヌメリイグチがしんみり出ていること
  • コガネタケかカラカサタケが10月から11月にも出ていること
  • ホコリタケやノウタケが10月末になってもかなり出ていること
  • (ルリハツタケが大発生していること)
  • (「コウタケのメス」がかなり発生すること)
印象としては、このような感じの年。


こんな年は、いわゆる里山の、地上生の秋のきのこはどうも発生が悪いんですね。


ウラベニホテイシメジサクラシメジ、ホウキタケ、ウスムラサキホウキタケ、ムレオオフウセンタケ、ムラサキシメジなどなど。


そういえばこのところはモミタケもとんと見ません。これから雨が降れば、1週間ほどでアカモミタケは生えるかも知れませんが。


10月上旬は山にいけなかったので惜しいものを逃したかもと気が気じゃなかったのですが、全体にきのこの出は悪いようなのでそうでもなかったようにも思います。


本日のきのこはビョウタケ[Bisporella citrina]。


9月30日の撮影で、ちょっと寒くて気が入らないときだったので、ボケボケの出来損ない。





さて、カテゴリが料理なので、昨日作った佃煮。椎茸とナラタケ(なぜか家の前の枯れた白樺の幹と周辺に群生していた)。


酒とみりんと醤油で煮込みます。おしまい!!!


佃煮を作っておいて、ご飯を炊くときに水を少なめにして、佃煮を適量まぜておき、お好みで鶏肉とアブラゲを入れて、炊くと、安直に炊き込みご飯ができます。


結構、気に入っています。