オルハン・パムク
先日、本屋さんにいったら、オルハン・パムクの『イスタンブール』が出ていました。他のいくつかの作品を翻訳出版している藤原書店(社会学に強い出版社)。
まだ読んでいませんが、夏、少し読む時間が取れるといいのですが。
久しぶりに昨日の夕方は、新本屋さんと古本屋さんの、文芸書の棚をのんびりみました。25年ほどまえ、毎日数冊の古典(?)文学を読みまくっていたときのことをちょっと思い出して、懐かしい感じ。
今では忙しくなったのと、たぶんそれ以上にあっという間に時間がすぎるほど脳の活動がのんびりしているので、なかなか文学関係を読む時間が取れません。
ちょっと雨、なのでぬらーり系のきのこを今日は紹介します。その名もヌメリイグチ[Suillus luteus]。
普通は秋によく見るきのこですが、まあ、異常気象で生えたと考えておきます(全然違うきのこだったりして)。
下の写真は、よこから「ぬらり」が垂れているようす。
垂れる、といえば、
イワバシル タルミノウエノ サワラビノ モエイズルハルニ ナリニケルカモ
という歌がありました。家族の誰かが、「垂水の上の」を「垂水の下の」といって大笑いされていましたが。
昔から食用として知られていましたが、最近では、場所によって、傘の皮を剥かないと、人によって、胃腸系の中毒を起こすと言われています。
同じヌラリ系のイグチでも、唐松林に生えるハナイグチよりも格段に味は劣るようで、どっちにしても、あまり食べている人を見ません。