ナヨタケの仲間



雨が降り、暖かくなったので、ちょっとお散歩しただけでいくつかのきのこに出会えるようになりました。


今日の茸は、いちおうアシナガイタチタケ[Psathyrella spadiceogrisea]ということにしておきます。








このあたりのきのこはちゃんと調べないと(顕微鏡とか試薬とか)わからないのですが、いちおうヒトヨタケ科ナヨタケ属と勝手に考えて・・・・・・アシナガイタチタケとみたてたわけですが、ぜんぜん間違いかも知れません。


さて、トリュフ。ご存じの方も多いと思います。


歴史上、トリュフを絶賛して、世界三大珍味に加えられるに大きな貢献をした人は、どうやらベリー公だったようです。


14世紀末から15世紀にかけて権勢をふるったベリー公ジャン・ド・フランスは、挿し絵で有名なランベール兄弟の『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』で名を知られた人物。


このおぢさんが、トリュフを褒め称えたのが、トリュフ・ブームの始まりとか。


最近では、トリュフ(といっても色々な種類があるようです)も、手に入りやすくなりましたが、野生ものはなかなか見つかりません。


私の住んでいる周辺は、地方議会議員と首長の選挙で、「XXX、XXX、XXXです。最後のお願いにあがりました」と立候補者たちが、朝から晩まで拡声スピーカーでがなりたてています。


また、駅前にたって「いってらっしゃいませ」と挨拶。


政策についてきちんとした説明はまったくありません。ただ、がなり立てるだけ。


正直、この騒音公害+言葉への攻撃には心底うんざりで、誰にも投票したくないと思います。


「若い人は政治への関心を失っている」などと言う人もいますが、こんな醜態を選挙の度に見せつけられては、政治に失望するほうがむしろまっとうなのではないかと思えます。


また来ました。男の候補なのにスピーカーからは女性の声。その逆はありません。「YYY、YYY、YYYに貴重な一票を、YYYです。ZZ生まれ、地元のYYYです。前に進みます。前進します」。


まじっすか? オーストラリアのエミュじゃあるまいし、猪じゃあるまいし。


というわけで、耳栓をして、家の中で道路とは逆側の部屋にこもって、じっとしています。


こうした騒音の陰で、国民投票法案もごり押しされています。弁護士、猿田佐世が解説する国民投票法の問題点は一見の価値あり。


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