ミネシメジ



同じ気温でも、暑いときから涼しくなると、「涼」となり、肌寒いときから気温が上がると「暖」になります。


本日は、ミネシメジ[Tricholoma saponaceum](たぶん)。





キシメジの仲間[Tricholoma]は、昔はよく採っていたのですが、このところはあまり採らなくなりました。


あまり採れなくなったのか、関心がなくなったから採らなくなったのか、わかりませんが。


シモコシとか、シロシメジなど、名菌は多いのですが。シモコシは、その昔、金沢のじぶ煮には欠かせないものだったそうです。浅田屋さんで食したことがあります。シモコシは、以前は、新潟大学のキャンパスにも生える場所があったそうです。


マツタケもTricholoma[Tricholoma matsutake]。今年は国内産が豊作だそうです。


それで、なぜか社会ネタ。


今、フィンランドでは学力が世界一だそうですが、フィンランドの教育は、日本の教育基本法を参考にしたんだそうです。


私は、教育基本法を改定するよりも、教育基本法の理念をきちんと実現する方が大切だと思っています。


そもそも、教育再生委員会とかが必要になるということは、このところの教育が息も絶え絶えだということですが、その原因は、教育基本法の理念を実践するのではなく、ねじ曲げたことにあるかも知れません。


そこのところは、政治の議論ではまったくはっきりしていません。そしてフィンランドの例では、教育基本法が有効。


とすると、日本の教育が息も絶え絶えになっているのは、教育基本法のせいではなく、それをきちんと実践せず、ねじ曲げてきた政治のせいと考えられます。もちろん、政治のせいだけでもないですが。


で、今何を「再生」するのか? 「再生」が教育基本法の改定とセットになっているということは、フィンランドに見られるような学力向上を狙ったものではなく、別の狙いがあるのではないかと疑われますね。