カブラアセタケ



ずいぶんあいだがあいてしまいました。


今回も、毒きのこ。といっても前回とはちょっと違うタイプの毒のきのこ


写真は、カブラアセタケ[Inocybe asterospora]。





ムスカリンという、きのこ関係の毒では有名な毒成分を含んでいるとのこと。


『日本の毒きのこ』(学研)では、中毒症状は、「オオキヌハダトマヤタケ」を参照と書いてあって、その「オオキヌハダトマヤタケ」の項目には、


発汗、流涙、流涎、縮瞳、徐脈、嘔吐、下痢、視覚障害気管支喘息などの症状が現れる。ひどい場合は死亡する


とあります。くれぐれもご注意を。


カブラアセタケの「カブラ」は、根元が蕪状にぷっくりとふくれているから。


オオキヌハダトマヤタケの「キヌハダ」は、傘の表面に絹のようなツヤのかすりがあるからで、実はカブラアセタケの傘も「キヌハダ」です↓