キクラゲ



少し前に書きましたが、4月中旬の雨で、キクラゲ[Auricularia auricula]が一斉に出ました。日本では、乾燥品が売っていますが、きのことしては不思議なかたちです。


英語では、「Jew's ear」と言います。ユダヤ人の耳に似ているからとか、ユダが葬られたあとに生えた木から出てきたからとか、説明されているようです。





この写真は、一部、はじのほうがすこーし乾いて黒くなっていますね。


乾くととっても縮みます。そして、きについた「シミ」みたいになってしまい、よくわからなくなることが多いきのこです。


ですから、キクラゲ採りは、雨の中、あるいは雨が降った直後にするとよいようです。


さて、お料理、お料理。


まずは、天ぷら。おいしいです。個人的には、イチオシです。でも、キクラゲの水分が「爆発」するので、私はしません。恐いんです。


つぎに、豆板醤で野菜とともに炒める。これは万人向けです。


それから、キクラゲスープ。インスタントのワカメスープに組み入れたり、オニオンスープに入れたり(そのときは刻んでみましょう)、楽しめます。