トリュフ
パリ、パンテオンの裏に、市場で有名なムフタール通りという通りがあります。観光客も多いのですが、美しく並んだ野菜や果物、そして季節にならぶ山のようなジロールやセップは圧巻。
そのムフタール通りからちょっと入った横道に、La Truffiereという、キノコが目玉のフランス料理屋さんがあります。
追加でトリュフXグラムとかセップソースとかをトッピングしてくれます。
さて、そんなポッシュな店とは関係なく、先週はちょっとトリュフの本場近くに行っていました。そこで、別にトリュフの季節というわけではありませんが、ぜいたくにトリュフを使ってサラダを作ってみたというお話。
サラダはいつもかわりばえしないものですが、上に分厚く乗っているのが、トリュフ。
本当はこんなに厚く切っちゃだめで、薄くスライスすべきです(イングランドのウィルトシャー出身の友人は、イングランドではトリュフも茹でてマッシュすると言っていました。むろん嘘でしょう。)
トリュフは地下にあるので、未だ見つからざるトリュフの仲間は結構あるだろうと言う専門家もいます。
ファーブルがきのこの絵をたくさん描いているのですが(関係ありませんがアルブレヒト・デーュラーにきのこの絵があるか調査中:誰かご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい)、当時は、トリュフというのは、生えている上を蠅が舞うので、きのこではなくて虫の何かだと思われていたこともあったとか。
オリーブオイルは私としましては結構ポッシュにLa Roccheのエキストラバージンを使ったのですが、当サイトで紹介しているパレスチナ・オリーブの方が値段/味ともにいいのではないかと思えました。
マグレブの友人でも一部のフランス人でも、オリーブオイルはパレスチナが一番と断言する人は少なくありません。
そのパレスチナ・オリーブ、今、ビンの蓋の調子が悪いものが安く出回っているようです。このページでも何度か紹介しましたエコロジー雑貨ももんがさんにも、その安いやつがあったので、さっそく購入しました。