蜘蛛の巣のような・・・



なぜか、お味噌汁を作るのが苦手です。別に、作ったものがまずいわけじゃないのですが。


ふつう、何か食べたいもののイメージがわりとちゃんとできて、それに従って作ると体がほしがっているものができるのですが、お味噌汁では、どうしてもそういうイメージがわきにくいのです。


そんな中、定番としてよく作るのは、しじみ汁とけんちん汁。けんちん汁は、秋遅くから3月くらいまで、標準的なお味噌汁として食卓をかざります。


唐突ですが、今日のきのこは、前にも紹介したことのある、ムレオオフウセンタケ[Cortinarius praestans]。


「幼菌では、傘と茎は蜘蛛の巣状のつばで結ばれる」とは、↓のことです。





この「ふっさふっさ」感、たまりません。


そういえば、お味噌汁では、もう一つ。クリタケ。ふつうはそんなにおいしいキノコではありませんが、お味噌汁に入れると、野趣に走りすぎずおとなしすぎず、絶妙のコクのある出汁が出ます。


なお、私がつくるときの標準のだしは、しいたけと昆布です。かつおぶしは、ときどき使います。