はしやすめ



イグチの仲間やテングタケの仲間のように、どちらかというと大きなきのこばかり扱っていると、「大物ねらい」に流されてしまうので、ちょっと箸休め。


もう秋だけれど、このところ忙しくてぜんぜんきのこ探しに行けないので、またもや、夏のきのこ。シラゲアセタケ[Inocybe maculata]。





きのこは大きいとはいえ、あくまでも微生物です。ですから、本当にきちんと同定するためには顕微鏡がいるのですが・・・・・・ここでは気楽にやってます。


で、傘のアップを一つどうぞ。





このきのこ、毒です。


毒性分としてムスカリンを含むため、汗やよだれ、瞳の収縮、徐脈といった症状があらわれると思われるそうです。


きのこ狩りシーズンも本格化してきた今日このごろ、毒きのこには気を付けましょう。


ふつうのきのこの本のほかに、一家に一冊 『日本の毒きのこ』(学研)をお勧めします。


ちなみに、私は学研のまわしものではありません。