砂漠のマッシュルーム



先日、チェルノブイリ原発事故があってから、周辺で、それまで普通に食べていたきのこにあたった例がある、と書きました。


関連する情報を調べていたら、ちょっと違った暗い情報に行き当たりました。


砂漠のマッシュルーム、『カマ』」。写真家の森住卓さんという方のサイトのようで、カマというきのこの写真もついています。


もう一つ、「きのこは巨大に育ちます」という言葉がある記事。


どちらも、劣化ウラン弾の影響を受けたイラクについてのものです。「砂漠のマッシュルーム、『カマ』」から引用すると・・・



イラク劣化ウラン弾の取材を続けていて、バスラ教育病院のアル・アリ先生が 「このキノコには放射性物質が一番蓄積している」と言っていた。


森住さんの『イラク 湾岸戦争の子供たち』(高文研)という本に、キノコのことが書いてあるらしく、昨日、さっそく買ってきました。


この本には、きのこだけでなく、トマトも汚染されているとあります。写真集には、劣化ウランの被害と思われる人々が写されています。


早急に目を通しただけですが、すべてのキノコ好きの皆さんに、お勧めしたい本です。