コクリノカサは・・・
コクリノカサ[Hygrophorus arbustivus Fr.]は、ぬらりひょんとした感じの茸で、私がよく行く西東京の里山では、何故か結構きのことりの人が入っているのに、採られていないものです。
どのくらいぬらりひょんかというと、このくらい↓。
実はこのきのこはヌメリガサ科。で、ヌメリガサ科の茸はこぶりですが味的にはフユヤマアケやキヌメリガサなど、名菌が多いのです。コクリノカサも、料理法によっては結構な美味。
一番安直なのは、ナメコのかわりにおみそ汁に。それには、姿形は少しよくなくなりますが、大きめのものが味わいも出て美味です。他には、定番のおろし和え。これは少しこぶりのものを。
ぬらぬらしていてごみがつきやすいので、他の茸とは別のところに入れて運ぶのが、料理を楽にしてまたぬめりを料理に生かすコツです。というのも、ごみがついたらごみを落とすために洗って、ぬめりも飛んでしまうので。
なお、津波の話し。日本政府がかなりの支援を表明したのは喜ばしいことです。とはいえ、その後も一番被害のひどいアチェの状況をフォローしているのですが、アチェは政治的な問題もあって、赤十字や大規模な援助団体の援助が空港で止まっているらしいとのこと。
私自身は、特にアチェに向けての寄付を、前に書いたインドネシア民主化支援ネットワークというところにしました。ここのホームページは細かな情報が頻繁に更新されるので、よく見ています。