年末年始の出来事など
年末年始まずは「オメデタイ」話しということで、エノキタケの生け花。なんだかちゃんちゃんとおさまっています。
もう少し大きくしたのがこれ↓。備前の「えのきはだ」ときのこのエノキタケをかけた年賀のオメデタイ逸品です。この火器を作ってくれた方、どうか怒らないで下さい。まさしく、「齢2005年、備前とエノキタケの、ブログ台の上の不意の出会いのやうに美しい」ではないですか。
さて2004年12月26日、巨大な地震と津波が東南アジアから南アジアの一帯を広く襲いました。現在までに、犠牲者数は推定15万人。様々な理由から救援活動が滞りがちで、伝染病の広がりや栄養失調・医療の欠如などによる二次的な原因で犠牲となる人々の数が増えていくことが危惧されています。
とりわけ、震源にほど近いインドネシアのアチェ州。
調べてみたら、もともとインドネシアの中でも固有の立場にあって独立運動も強く、ここ数年はインドネシア軍に軍事占領され、インドネシア人も外国人もジャーナリストや人道支援団体を含め立ち入りの禁止された密室下で人々が誘拐され・拷問され・失踪し・暗殺されといった事態が続いてきたところとのことです。
マレーシアの友人に直接聞いたところ、アチェ州から避難してきた人たちがマレーシアに結構たくさんいるんだそうです。地震の前、インドネシア軍の侵攻のときに避難した人たちも。
そこが今回の地震・津波で膨大な被害を受けたとのこと。救援物資は空港で止まっており、しばらく前はインドネシア軍が援助団体の立ち入りを許可しなかったため、外からの援助活動も展開できないという状況にありました(その後それが変わったかどうか・・・・・・きちんと調べきれていません)。
新潟中越地震の避難所が閉鎖され仮設住宅に移った人々の生活再開・再建も大変なところ、また大規模な災害。
各国政府や国連・国際組織が救援や援助に動き出していますが、普通の民間人として何かできることは、と調べたところ、ありました。
インドネシアの民主化やアチェ州の事情について深くかかわってきた「インドネシア民主化支援ネットワーク」(ニンジャ)。何だこの、「ニンジャ」という怪しい略称は、といったんはひいてしまいましたが、ホームページを一通り見て、組織の情報もしっかり示しているし、インドネシア・アチェの情報もきちんとしているしで、信頼できると判断。たとえば、1000円で購入できるもの、の例を具体的に書いていることなどは好感がもてます。
郵便局が開いたら、寄付をしようと思っています。
インドネシア民主化支援ネットワークのホームページは
http://www.nindja.com