トラバる・・・



って、いったいどうやればよろしいのかしら……と悩める犬、ということにしておこう。





本当は、考えているのか、考えているふりをしているのか、はたまた、彼女は考えているのではないかという考えを人間側が彼女の顔に投射しているだけなのか。


日の光をいっぱいに受け、犬にも人生の小春日和。いや犬生の小春日和。そして桜の下には小春占地。梅の下にはハルシメジ


ゴールズワジーの「林檎の木」を読んで、晩年は深紅のビロードの部屋に杖をもて鎮座したニュートンの豊饒の年を思い起こした人も少なくなかろう。田舎に帰った若きニュートンに、ロオマンスはあったのやろか。


枝もたわわに黄金の実をつける、林檎の木。聖書を読むまでは、なんで林檎なのか、よくわからなかったのは、私だけではないでしょう。


と独りごつ、黄金の犬。少し臭いあり。