2006-02-13から1日間の記事一覧

一雨ごとに

昨日まで燃えてゐた野が 今日茫然として、曇つた空の下(もと)につづく。 一雨毎に秋になるのだ、と人は云ふ 秋蝉は、もはやかしこに鳴いてゐる、 草の中の、ひともとの木の中に。 しばらく前に蝋梅が咲いていたと思ったら、ちらほらと梅の花が見られるよう…