巨大ボール型キノコ
昨年6月の英BBCの記事で、約1年前のことになるのですが、スコットランドはアバディーンシャーの野原で、とあるカップルが巨大キノコを発見、という記事。
英語でジャイアント・パフ・ボールと言われるもので、日本の名前はセイヨウオニフスベ、学名はCalvatia Giganteaで、「おーきなハゲ」の意味。ただ、図鑑をみると、Langermannia giganteaというのもあり、さて、同一性はどこに?
こんなの↓
まー、大きいわね。
図鑑を見ても教えてくれない謎があります。こういう大きなキノコは、地上に出てきてからどんどん大きくなるのかしら。それとも、地下で大きくなってボコっと出てくるのかしら。。。
と、不思議に思いませんか? ある日忽然と姿を現すので、なおさらに。
日本ではこれに似たオニフスベ[Lapnopila nipponica (Kawam.) Y. Kobayasi]というのがあり、何を隠そう「ミガカレオトコタケ」と「ミガカレスギオトコタケ」は、少し小型だけれど、たぶん、オニフスベの小型のが古くなったものと推測しています。
若いうちはスライスして食べられるようですが、私はノウタケもオニフスベも、あまり美味しいとは思えませんでした。