果物のお酒



なぜか夏、気に入って飲んでいたTwo Dogsというレモンのお酒(オーストラリア産)が手に入らなくなって、夏、汗をながしたときのお酒に苦労していました。今年は、やたがらすの「れもん酒」をソーダで割って、というので代用しています。


なかなか、美味。


きのこはコウタケ[Sarcodon aspratus]/シシタケ。








ただし、図鑑に載っているコウタケやシシタケとは少し違うようです。昔出ていた白土三平『三平の食堂』に「不明菌」とあったものともやはり違うよう。ここでは勝手に「ナツコウタケ」と呼びます。


ナツコウタケの香りはコウタケそのもので(お醤油を焦がしたようなと言いますが、お醤油をもう一歩発酵させたような感じ)、コウタケご飯などにコウタケやシシタケとまったく同様に使えます。


図鑑には、コウタケ/シシタケの区別のほか、形態上の変異が多く分類の発展が求められているといったことが書いてあるので、ナラタケと同様、複数の種類に区別されるのかもしれません。


ここ数年、夏の暑い盛りに、そこそこ生えています。夏なので、すぐ虫が入るのが問題ですが、虫を出して乾燥させたものを戻して使えば、お料理には問題ありません。