きのこの季節



きのこの季節というと「秋」ですが、春・梅雨・夏もたくさんのきのこが顔を見せます。


ちょっと興味深いので、今回もまた、ハルシメジハルシメジはシメジモドキという別名もありますが、ホンシメジとかハタケシメジとは違うイッポンシメジ科。


イッポンシメジ科は、イッポンシメジクサウラベニタケのような毒きのこが多い仲間です。


イッポンシメジ科で食べられるものの代表がウラベニホテイシメジハルシメジ


ところで、イッポンシメジ科のきのこ、「シメジ」と名が付くだけあって、ホンシメジやハタケシメジなんかにそこそこ似ています。


でも毒のものが多いから、注意が必要。


図鑑なんかを見ると、クサウラベニタケとかイッポンシメジなどを見分ける方法の一つに、これらイッポンシメジ科のきのこは、ヒダがピンク色から肉色になることがあがっています。


ホンシメジやハタケシメジはピンクにはならず、白・灰白・クリーム白みたいな感じ。


ただし、イッポンシメジやクサウラベニタケなんかも、若いうちはヒダは白いので注意が必要なのですが。


さて、そこで、同じイッポンシメジ科のハルシメジのヒダを見てみましょう。こんな感じ↓





淡いピンク色の感じがつかめると思います。イッポンシメジやクサウラベニタケも、やはりヒダがピンクから肉色っぽくなります。


これは、ヒダで作られる胞子が成熟した色です。


ハルシメジなんかは株になって生えますから、大きな茸の胞子が隣の小さな個体の傘に落ちて、その傘が胞子でピンク色になっていることがあります。


その写真が、↓





傘の表面にピンク色の粉が付いている感じですが、これは横にあった大きな個体から落ちたピンク色の胞子なのでした。


最後に、蛇足で「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ」上映会のお知らせを。


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***  地球のなかま映画祭2007  ***
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「ヒバクシャ−世界の終わりに」
六ヶ所村ラプソディー
 上映会&トークショー


日時: 2007年5月13日(日)
会場: 文京区立本駒込交流館地下ホール(文京区本駒込3−22−4)


参加費:前売り 1000円
    当日券 1300円
    ※トークショーのみの方は500円です。


<プログラム>
 10:30  開場
 11:00〜13:00 「ヒバクシャ−世界の終わりに」上映
 13:30〜15:30 「六ヶ所村ラプソディー」上映
 16:00〜 鎌仲ひとみ監督トークショー(90分)
        質問等(30分)
 18:00 終了予定

午前セッションでも午後セッションでも、
トークショーだけでもOKです。
映画1本だけでも、2本立てでも、一日券です。
できましたら、早起きして、午前中から観てくださいね。
とても贅沢な日になると思います。
 
お席は自由席になります。

とのことでした。